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公的年金の税金
公的年金には支払い時に所得控除、受取り時には公的年金等控除がありますので、税制上優遇されています。所得税が源泉徴収されますが、確定申告しないと還付されませんので注意が必要です。
１．支払い時の税金
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所得控除 |
所得控除額 |
| 厚生年金保険 |
本人プラス控除対象配偶者（専業主婦）や扶養親族分を本人が支払った場合にも控除の対象となる。 |
全額 |
| 厚生年金基金 |
| 国民年金保険 |
| 国民年金基金 |
| 小規模企業共済 |
掛金は全額控除対象。 |
| （民間）生命保険・個人年金 |
生命保険料控除 |
上限有 |
※給与所得者→会社が計算して年末調整するので、申告書に必要事項を記入して会社に提出。
※個人事業主→確定申告時に申告書を税務署に提出。
２．受取り時の税金
2-1.65歳未満（申告対象年の12月31日現在）の人の場合
| 公的年金等の金額(A) |
公的年金等控除 |
| 130万円以下 |
70万円 |
| 130万円超 410万円以下 |
A×25%+37万5000円 |
| 410万円超 770万円以下 |
A×15%+78万5000円 |
| 770万円超 |
A×5%+155万5000円 |
2-1.65歳以上（申告対象年の12月31日現在）の人の場合
| 公的年金等の金額(A) |
公的年金等控除 |
| 330万円以下 |
120万円 |
| 330万円超 410万円以下 |
A×25%+37万5000円 |
| 410万円超 770万円以下 |
A×15%+78万5000円 |
| 770万円超 |
A×5%+155万5000円 |
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